国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

機関研究プロジェクト

機関研究は、個人でおこなうのがむずかしい規模の大きな課題、周辺諸分野にまたがる学際的な課題、ひろく人文社会科学に共通する重要な基礎的課題について、本館の組織をあげて取り組む研究です。 そこでは、文化人類学・民族学の研究センターとしての特性を生かし、また文化人類学・民族学に対する社会的要請にこたえるため、従来の研究分野を基礎にしながら、先進的な課題をとりあげた各種プロジェクトが組織されています。機関研究は、本館の研究戦略を具体的に実現し、その成果を社会に還元するための重要な役割を負っているとともに、これらの研究プロジェクトを通じて、文化人類学・民族学および広く関連諸分野の発展に寄与し、さらには人文社会科学の再編や新しい分野の創出に貢献することが期待されます。国際性と機関間連携を重視した重点型の共同研究としても位置づけられ、平成21年度の後半から「包摂と自律の人間学」、「マテリアリティの人間学」の2つの領域を掲げ、その下で複数の研究プロジェクトを立ち上げています。前者は人と人の関係に、後者は人とモノの関係に研究の焦点をあわせ、あらたな人間観を創出することをめざします。そして、錯綜する現在的課題をターゲットにして新たな人文・社会科学を展開していくために、関連諸分野との協力による創成的な研究を進めます。

包摂と自律の人間学(2009.10-)

領域代表:鈴木七美(研究戦略センター長)

第2期中期目標期間中の研究成果公開活動一覧[PDF:665KB]